アンティークイギリスニードルワーク 紅花常磐万作 色糸刺繍 リネンクロシェクロス

イギリス、或いはフランスの
ニードルワークのアンティーク作品

春の訪れと共に、フリンジリボンの様な
細長く優美な花弁を開花させる
ベニバナトキワマンサク：
紅花常磐万作をガーランド刺繍にした
約89㎝ x 87㎝の大判の美しいリネンクロス

優しいライトベージュのナチュラルな麻色
柔らかで軽い適度な厚みの麻生地、
或は綿混紡の手織りのリネン

豊かな糸量でぷっくりと
濃淡ピンクの花びら、ブラウンの雌蕊雄蕊
３色の緑で葉や茎を刺繍しています　　

陽に透かすと植物繊維の節や織り
立体刺繍が浮き立ちます。
ホワイトのクロシェ編みレースで
明るく爽やかにエジング

開花時期は3月中旬～5月、＆秋季
春の訪れと共に、枝先に
6～8輪の濃ピンクの細長い４枚の花びらを
リボンのように垂れ下げる花姿を見せます

海外では白や濃ピンクの花を咲かせ
ピンクの花言葉は恋愛を象徴し
「私から愛したい」

「霊感」「おまじない」の
スピリチュアルな花言葉は
同属に分類される万作と同じ。
アメリカ先住民がマンサクの枝を使い
占いをした歴史や
東北で万作の花の咲きから
農作物の豊作具合を占っていた事に因みます

Loropetalum
Evergreen witch hazel
Chinese fringe bush

日本の紅花常盤万作の自生地は
静岡、三重、熊本の三県。
自生数は数十株程と少なかったそうで
環境省レッドリスト絶滅危惧1B類に分類。
自生地で大切に保護されています

白と赤の花が咲く品種は
源平(咲分け)常磐万作

半折りのランナーにも。
テーブル・チェスト・キャビネの上以外にも
窓辺やドアに掛け
カフェカーテンの様になさるのも素敵です

鑑賞したのみの未使用品。
今回簡単なアイロン掛けを致しました

傷や裂け、汚れ等は無いようです。
アンティークのハンドメイド作品の為
小さな見落し等
微細な難はご容赦くださいm(_ _)m

裏面も美しく、糸の流れ
針運びを眺めるのも楽しいです(最終画像)

所有する色糸作品は少ないのですが
立体的で美しい刺繍、
珍しいモチーフ、優美な色彩に惹かれ
20年程前に購入しました

いにしえの女性によって丁寧に刺繍され
仕上げられた事が分かる希少な作品です

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